「木のぬくもりが心地よいし、暖かくて快適です。」
リビングで目を引くのが、天井、梁などログハウス風の造り。
御主人は「葛巻の木を、その育った環境と同じ土地で家づくりに生かしたかった」と希望。
地元産材を豊富に活用し、「北上山地カラマツ住宅」として完成しました。
柱や梁、土台など構造構材には地元産のカラマツ、クリが多用されているほか、腰板、天井など内装材にもカラマツ(一部アカマツ)など葛巻で年輪を重ねた木がふんだんに使いました。
特に、カラマツが醸す独特の風合いが、どっしりとした風格を漂わせています。
広々とした空間ができるのも、木造軸組工法に、骨太のカラマツを構造材としたプレカット金型工法と先進のダイライト構法を組み合わせることで、高耐震・高耐久性の構造と高気密高断熱の快適な居住空間を実現したからこそ。
ご家族は「木のぬくもりが心地よいし、暖かくて快適です」と満足のご様子でした。大工冥利に尽きる、ありがたい一言でした。
骨太の構造と木のぬくもりが生む安心・快適
のびやかに広がる玄関ホール
玄関ホールは、家の顔というべき大切な空間。
天井と腰板に使われているのは地元産のカラマツ。
天井の細かい切り込みは音を吸収するための工夫です。
家族の笑い声が奥から聞こえてきそうです。
ケヤキの大黒柱や伝統的な襖絵などが、大きな安らぎを演出
玄関ホールにつづく2間続きの和室。
床の間、欄間の細工、四枚の襖が描く屏風絵など和の様式を丁寧に表現。
大黒柱のケヤキや柱のカラマツなど葛巻の木にこだわっています。
シンプルで明るく、収納など機能重視の主寝室
白いクロスの壁と木目を基調としたこ夫婦の寝室。
1階の北側に面していますが、ワイドな窓から十分な採光を確保。
また収納スペースにも気を配った使い勝手の良さが自慢です。
将来改築不要、バリアフリーに対応したトイレ
バリアフリーに対応したトイレは、車イスでの移動が楽なようにゆとりのスペースを確保。
小便器も設置されています。
腰板に使われているカラマツが清潔感あふれ、デザインアクセントにもなっています。